アパートで犬や猫を飼うときの4つの騒音対策

ペット可のアパートやマンションが増えていますよね。犬や猫を飼う人が多いと思いますが、騒音対策をしっかりしているでしょうか。いくらペット可と言えども、騒音トラブルが起きないとは言い切れません。そこでここでは、犬や猫の騒音対策を考えてみようと思います。
犬や猫は本当に癒しを与えてくれますよね♪でも確かにペット可と言えども隣や上から騒音が聞こえてくるのはイヤだわ。やっぱり騒音対策は考えなければいけないのかしら…。
ペット可の集合住宅
ペット可の集合住宅では、普通のアパートやマンションとは少し違った観点で考える必要があります。ハムスターなどの小動物は騒音になりにくいので、ここでは主に「犬」と「猫」をペットと定義して考えてみます。
- 建物自体の防音効果
- ペット好きが集まる
建物自体の防音効果
まず、建設段階からペット可と決まっていた場合、一般的なアパートよりも防音効果が高いことが考えられます。
壁の厚みや消音材・断熱材などのボリュームが多いこともあります。それをある程度把握しておくと、どの程度の対策が必要そうかが見えてきます。
もし一般的なアパートと変わりないなら、様々なアイデアを考えなければいけません。
ペット好きが集まる
これは騒音対策をするうえで好材料と言えます。なぜなら、人は嫌いな種類の音に対しては音量以上にストレスを感じるからです。
ただ、犬と猫は別なので、その辺は微妙なところ。猫の鳴き声が夜に聞こえるようだとストレスに感じる人もいるかもしれません。当然犬のほうが鳴き声は大きいので、より注意が必要です。
とは言え、ペット好きが集まって暮らしている以上、ある程度は「お互い様」という気持ちが芽生えてくるものです。
具体的な騒音対策
具体的な方法としては、壁と床に何らかの対策をするのが効果的です。壁は前述の通り防音効果が少しある可能性もあります。もしペット可アパートを探している段階なら、そのような物件を探すのも手です。
壁は鳴き声対策
ペットの泣き声は主に、壁や窓などから隣に響きます。なので良く吠える犬の場合は壁に対策をしたいところ。
吸音パネルなどが現実的です。最近では見た目のオシャレなタイプもあり、賃貸でも使えるので重宝します。
⇒オシャレに貼れる吸音パネル
猫の場合は微妙ですが、犬に関しては少しでも吠えないようしつけをするのも効果的です。
犬に吠えるなというのもムリな話ですが、無駄吠えや夜遅くに吠えることはしつけでやめさせる必要があります。同じ建物だけでなく隣の家にも騒音になってしまいます。
ペットとして人間社会で生活する以上、人間のルールから大きく逸脱する行為はしつけなければいけませんよね。
床は足音対策
次に重要なのが足音です。むしろ鳴き声よりもトラブルになりやすいと言えます。
ワンワンという鳴き声は、犬好きな人には「うるさいなぁ」と感じても大きなストレスにはなりにくいです。完全に犬の鳴き声だと分かるからです。
でも上階からの振動ははっきり犬だと分かりません。振動の大きさである程度予測はできますが、子供のいる家庭だと子供なのが犬なのか、はたまた大人なのかが分かりません。
なのでワンワンという鳴き声よりもストレスに感じやすいんですね。
犬種にもよりますが、効果的なのはジョイントマットなどのクッション材です(⇒おすすめジョイントマットはこちら)。軽い足音ならかなり軽減できます。
また、騒音の他に滑り止めを考えた場合、普通のジョイントマットより表面が滑りにくいコルクでできたもののほうが向いています。フローリングでは犬も猫も爪で滑ってしまいますよね。そういう場合は、防音対策と滑り止めのダブル効果が期待できるコルクのほうが向いています(⇒おすすめコルクマットはこちら)。
ジョイントマットの見た目が気になるという人には、厚手のカーペットが最適。普通のカーペットだと薄くて防音効果は期待できません。滑り止めにはなりますが、足音を軽減させることは難しいです。
それなら厚みがあって防音効果が期待でき、さらに滑り止めにもなるカーペットのほうが断然いいですよね(⇒おすすめ遮音カーペットはこちら)。
まとめ
防音対策グッズをいくつかピックアップしてみましたが、ペット可と言えども集合住宅には変わりありません。近隣への配慮をしっかり行い、みんながトラブルなく過ごせるほうが快適です。「ペット可」と「ペットの騒音可」は全く関係ないですよね。
ペット可の物件でも、ペットの騒音は仕方ないというワケではないのね!確かに言われてみれば当然だけど、意外と気にしてない人が多いかもしれないわ。ペットの騒音は簡単になくせないから苦情が入る前に対応しておきたいところね♪